クトナーホラ 6 9月 2009 Go Pushkin

クトナーホラ

クトナーホラは、13世紀から16世紀の間、銀鉱山によりチェコを繁栄に
導いた銀の町です。

世界遺産 チェコ, クトナーホラ

チェコ共和国、中央ボヘミア、クトナーホラ

クトナーホラ[Kutná Hora]の歴史

クトナーホラは、13世紀に銀鉱脈が発見され、プラハ[Praha]を次ぐ
経済都市に発展。その後、14世紀には、王宮直轄の造幣局が置かれ、
中世ボヘミア王国の通貨プラハグロシュ(pražský groš)と呼ばれる
銀純度94%の銀貨として、中央ヨーロッパで信用の高い共通通貨として
用いられました。

それまで田舎町だったクトナーホラは、銀鉱山により莫大の富を入れ、
当時プラハを経済的にサポートするほどの大都市として、チェコを繁栄
させたと言われています。
16世紀になると、銀は掘り尽くされ、クトナーホラの町は次第に衰退
しました。今現在は、当時の大都市を想像できないほど静かな町です。

クトナーホラの世界遺産

クトナーホラには、世界遺産が2つあります。

セドレツ[Sedlec]という地区にある
聖母マリア大聖堂[katedrála Nanebevzetí Panny Marie]
聖母マリア大聖堂は、13世紀に建設され、ゴシック様式では、
チェコ国内で最も大きい大聖堂です。チェコが社会主義時代、
宗教が否定され、この大聖堂は、タバコ工場として使用されました。
1995年に、世界文化遺産に登録され、2001〜2009年までの間、
修復工事をしていましたが、今は、美しく生まれ変わった聖母マリア
大聖堂を見学できます。

もう一つの世界遺産は、聖バルバラ教会[Chram sv. Barbory]
聖バルバラ教会は、1388年クトナーホラ市民によって建設資金が
集められ、建設が始まったと言われています。教会の名前である
聖女バルバラは、鉱山で働く人たちの守護聖人です。
しかし、16世紀にクトナーホラの町は衰退、建設は中断し、
聖バルバラ教会が完成したのは、500年以上後の1905年と言われています。

クトナーホラの観光名所

世界遺産に登録されている聖母マリア大聖堂、聖バルバラ教会の他に、
クトナーホラには数多くの観光名所があります。

その中で最も有名なのは、セドレツ納骨堂[Kostnice Sedlec]
別名、骸骨教会。教会内は、納骨堂となっており、人骨でシャンデリア、
十字架などの装飾があります。人骨の数は4万人。13、14世紀に伝染病、
戦争でなくなった人たちの人骨を使っており、人骨での装飾は、
亡くなった人の復活を意味しています。

14世紀に建てられた造幣局であったイタリア宮[Vlašský dvůr]。
その横にある聖ヤコブ教会[Kostel sv. Jakuba]。または、
聖バルバラ教会の横にある聖イエズス会大学[Jezuitská Kolej]。
カトリック教会の聖人、聖ヤンネポムツキー教会[Kostel sv. Jana Nepomuckého]。
ナームニェーチの聖母マリア教会[Kostel Matky Boží Na Náměti]。
銀で大儲けをした商人の家、石の家[Kamenný dům]、中央広場である
パラツキー広場[Palackého náměstí]など、見所が多くあります。

プラハからクトナーホラへのアクセス方法

電車:所要時間59分。金額97Kč(片道)。
プラハ中央駅[Praha hlavní nádraží]より、ブルノ[Bruno]行きの電車に乗り、
クトナーホラ中央駅[Kutná Hora hlavní nádraží]で下車。
こちらでお調べ頂けます。 

車:所要時間 約1時間20分。 プラハからクトナーホラまで約90km。
ルートD11/E67 フラデツク ラーロヴェー[Hradec Králové]方面へ
出口39-Poděbrady-ji を出て、ルート38 コリーン[Kolín]方面へ
コリーン[Kolín]を超え、クトナーホラへ